突如、我が家の愛犬ビスケットが、太い声で、けたたましく吠えた。
外に誰かいる。
呼び鈴が鳴るのを待つまでもなく、ドアを開けると、そこに
上半身はだかの男が立っていた。
面食らって、思わず扉を閉めそうになったとき、
「お宅の入り口に立っている枯れ木を処分しましょうか」
とその男。
なんでも近くの仕事でこの近所に来ていたとかで、うちのドライブウェイ入り口に立つ枯れ木に目がとまったそうだ。正直なところ、願ってもない申し入れだった。
前にビジネスカードを持ってやってきたTree Service専門会社のセールスマンには
処分に350ドルかかると言われた。
「枯れ木に350ドルなんてナンセンス!」そう思って、それから数ヶ月間、ほったらかしていた。
「任してくれれば、225ドルでやります。」
「ではお願いするわ。それで仕事はいつ?」
「NOW (今すぐ)!」
え、NOW!?
男は振り返ると、トラックにいる仲間に合図して、電動のこぎりをもってこさせ、
間髪入れずに、ばっさばっさと木の枝、幹を切り倒した。
作業終了。その間、2、3分。
とっぴょうしもない姿で受けたセールスピッチ。なかなか、その効き目は即効だった。
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